三共機械工業は、1971年に設立。現在の主力製品は環境に関する施設と生活を支えるインフラ施設で、機器の設計、製造、取付までを一貫して提供しています。例えば、浄水場、処理場、ごみの焼却場、バイオマス発電に使われる施設の機器などです。みなさんが毎日使用している水道の水を生成したり、生活ゴミを再利用したりする機器を扱っています。香川県や四国にとどまらず、北海道から沖縄県まで、いたるところの施設で稼働中です。

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　印象に残っているのは、2018年の西日本豪雨の際、被害の大きかった宇和島市に仮設浄水場を設置した仕事です。私たちの技術で迅速に仮設浄水場を稼働することで、地元のみなさまのお役に立つことができました。

　SANKYOグループは、「三共機械工業」「KOYAMA」「アジア科学技術援助協同組合」があり、「環境」「国際化」「電気」の3本柱の事業展開で社会貢献を目指しています。いずれもこれからの社会に欠かせない、需要の増加が見込める成長産業です。

　2022年、グループに加わった四国電力グループ協力会社「KOYAMA」は、電力プラントの維持管理や更新業務を担っています。電気自動車の普及で増加する電気需要に大きく貢献できると考えられます。「アジア科学技術援助協同組合」は、海外技能実習生や貿易関連の業務を行っています。グローバル化が進み、少子化で人口減少が加速する日本では、外国人に活躍をしてもらう必要性がますます増加すると思われます。